
研究・開発・トレーニング
樹脂溶接によるパーツリペアを3つの側面から研究・開発し、技術者を育成します。
- SCIENCE
- 科学的 樹脂素材の識別と、溶接部の強度試験・データの蓄積
- TECHNIQUE
- 技術的 工法・機材・溶接条件の開発と標準化
- SKILL
- 技能的 技術者のトレーニングと、提携工場の技能水準の維持

交換しかない、をなくしていく
科学と、技術と、技能で直す


折れたヘッドライトのステー、割れたバンパーやミラー、
製造が終わってしまった内装部品。
樹脂パーツリペアラボは、交換しかないと思われてきた部品を
「直せる」ものにするために、研究と仕組みづくりを進めています。
01ABOUT
一般社団法人日本自動車車体補修協会(JARWA)の一部門として、樹脂溶接による自動車樹脂部品の修理について、技術の研究から修理の受付、修理後の品質確認までを担っています。
ヘッドライトの取付ステー・タブ・ハウジング割れを中心に、バンパー、ドアミラー、内装部品、機能部品まで。業界団体として、交換に代わる「修理」という選択肢を広げていきます。
02WHAT WE DO
樹脂溶接による修理を「一部の職人の技」で終わらせず、業界の標準的な修理方法にするために、研究・受付・認定を一体で行います。

樹脂溶接によるパーツリペアを3つの側面から研究・開発し、技術者を育成します。

修理のご依頼はラボが一括でお受けします。

修理を終えたパーツの品質をラボが確認し、認定する仕組みを整えています。
窒素ガスシールド樹脂溶接で修復した試験片は、引張試験で一般的な接着剤の2.3倍の強度を記録しました。修理は専門研修を修了した技術者が行います。
03METHOD
母材と同じ樹脂を溶かし込み、破断面全体を一体化します。溶接部を窒素ガスで包んで酸化を防ぐため、樹脂の柔軟性を保ったまま、母材に近い強度が得られます。
折れて分離した部品や、欠けてしまった部分も、樹脂を足して元の形を再生できます。ボルト穴やリブ形状も再現し、取り付けできる状態に戻します。

04CASES


根元から折れて指で動いてしまうステーを一体化。ボルト穴を含めて元の形のまま、取り付けできる強度を回復しました。

ディーラーではバンパーASSY交換と案内された充電ポートカバーの破損を、部品単体の修理で対応しました。


3箇所で折れ、うち1本は完全に分離。すべてを樹脂溶接で修復し、取り付けできる強度を回復しました。


部品の製造が終了し、交換ができないミラー。劣化した樹脂に合わせて慎重に溶接し、強度を保って修復しました。


ハウジング側まで広がった割れを修復。サンディング・パテ整形・塗装で、ぱっと見ではわからない程度に仕上げました。

右ハンドル用で生産数が少なく、欠品・再生産の予定もない部品。欠損した部分も樹脂で埋めて修復しました。


根元から完全に分離したタブと、ブラケット部分の割れを修復。リブ形状やボルト穴も正確に再現しました。

素材はPBT+ASAで肉厚も薄い部品。素材の特性を見極め、それに合った方法で修理しました。


金属ナットプレートが脱落し、取付部の樹脂が粉砕。全箇所を修復し、ナットプレートも正しく固定しました。


動きのある機能部品も修理できます。歪みが出ないよう温度を管理しながら溶接しました。

バンパーの亀裂と変形を樹脂溶接で修理しました。


以前に接着剤で補修され、強度が足りないまま。接着剤を取り除いてから樹脂溶接し、高強度かつきれいに直しました。

ヘッドライトの亀裂を修理し、あわせてUV硬化型のヘッドライトコーティングを施工しました。


ステー付近のハウジングが大きくひび割れ。通常なら交換になる損傷を、樹脂溶接による修理で対応しました。
05SCOPE
損傷の状態と仕上げ(強度重視/見た目重視)を確認し、修理ごとにお見積りします。お見積りは無料です。
06FLOW
1個からご依頼いただけます。窓口はラボが一本化してお受けします。
破損箇所の写真を、お問い合わせフォームからお送りください。
修理できるか、どのような修理になるかを確認し、お見積りします。
ご了承後、パーツを破片と一緒にお送りください。
得意分野と地域に合った提携工場で修理し、ラボが仕上がりを確認します。
修理品を返送し、請求書を発行します(銀行振込)。
納期の目安:パーツ到着後 1週間前後で返送します。お急ぎの場合はご相談ください。
修理後の品質認定(認定書の発行など)は、現在システムを開発中です。
07PARTNERS
ラボがお受けした修理は、各工場の得意分野と地域にあわせて、提携工場に依頼します。
08SUSTAINABILITY
修理できるものは修理する。それは、廃棄されるプラスチックを減らし、新しい部品をつくるためのCO2排出を抑えることにつながります。
部品交換に比べて費用を抑えられ、製造が終わった部品や入手が難しい部品にも対応できます。ラボは、修理の選択肢を広げることでSDGsの目標12に取り組んでいます。
直せるものは、直して使う